森商店株式会社

弊社は、明治43年創業。初代、森永吉が、石井町のこの地に居を構え、近隣の農家から買い集めたきたものを街で売ったのが始まりでした。商う品物は、時代によって変化していきましたが、花切大根と芋がら(ずいき・割菜)の販売は変わらず続けてきました。

戦時中も花切大根の生産は続けられ、弊社で加工された花切大根は、海外で戦う日本兵の食糧として中国などに輸出されていました。

しかし、時代とともに花切大根や芋がらなどの乾物を食べる人も減り、また農家もより収入の高い作物へと転向していったため、生産量は昭和のころに比べると激減です。

それでも、昔から続く花切大根や芋がら(ずいき・割菜)の生産を、途絶えさせることがないように、これからも続けていきたいと思います。