大根を抜いて、
干しているところ。
山から吹き下ろす
寒い北風が、美味しい
花切大根を作ります。
花切大根の生産には、たくさんの手間と時間が必要です。
夏の終わりから秋の初めにかけて大根の種をまき、冬に収穫。
そこから、大根を干すこと1ヶ月半。
四つ割り大根のできあがりです。
ここまでは、農家の皆さんのお仕事。
そこからさらに、農家から買い取った大根を、弊社で花切大根に 加工します。
そうして、やっとお客様にお届けすることができるのです。
大根畑は続くよ
どこまでも。
製造にかかる期間が長いということは、それだけリスクが大きくなります。
大根の種をまいても、折よく雨がなければ発芽しません。
といって、雨が多過ぎれば、せっかく発芽した芽が消えてしまいます。
また、成長期に雨が少なければ、大根が大きくならず、短い大根では
同じ手間をかけても量が穫れません。
さらに、大根を干す時期に暖か過ぎれば、カビが出てしまいます。
反対に寒波が来れば、凍ってしまします。
ひどい時には、半分が製品にならず捨ててしまうことさえあります。
だからこそ、作った花切大根を、お客様に喜んで食べて頂けたら・・・・
それだけで嬉しい。
買って食べて下さる皆様に、感謝です。
そして、手間ひまかけて作って下さる農家の皆様にも、感謝です。